いろんな形の読書方法があるけれど、基本的に読書は楽しいものだと思う。
【キーワード】それぞれの流儀
会社概要を見ると、セミナー事業を展開している会社のサイトなんですね。
ピックアップしたページは発行したメルマガのバックナンバーを掲載しているブログのようです。
編集後記に書かれた、「同じ本を何度も繰り返し読む」という話に、共感できるようになってしまいました。
それで思わずこの記事を取り上げてしまいました。
転機は何だったかなぁ……なんかきっかけがあって、ある日突然、あ、無理だ、って思ったんですよ。
何がって、自分が生きている間にすべての本を読むこと。
絶対に不可能ですよね(笑)
不可能なのに、若い頃は時間が有り余っているように感じて、読みたい本を片っ端から読んでいれば、そのうち全部読めるんじゃないかって思ってた節があるんですよねぇ……( = =) トオイメ
スピードの問題じゃないんですよ。いくら多読したって、内容がまったく頭に入ってこないなら、意味がないじゃないですか。フォトリーディングとか、速読とか、多読するための方法はいろいろありますが、それはそれで文章を味わうことに意味のある小説などには適さない読み方ですし。そういった本も楽しみたい自分としては、無理をして読み飛ばすくらいなら、せっかく縁あって出会った本との逢瀬をもっと楽しもう、と思ったんですよね。それが無味乾燥なビジネス書や自己啓発書だったとしても、書かれた内容をもっと楽しみながら読もうかな、と。
どんな形であれ、その本は私の目の前にやってきたわけです。それも一つの出会いですしね。出会わなかった本のことは、考えないことにしました(笑)
そうすると、多読には多読の、繰り返し読みには繰り返し読みの、それぞれの楽しさがあることに気づきました。どちらにも利点があり欠点があります。どっちもやっているから、利点や欠点の両方に目を向けることができたので、これはこれで収穫だったと思います。
いずれにせよ、読書というのは楽しいものなのに、本を全く読まない人が世の中にごまんといる、そのことのほうが私にはとても不思議ですねぇ。字がたくさん並んだものを見るのが苦痛だという人が、twitterやLINEの文字の並びには臆さないというのだから。そういう人間に囲まれていると、読書好きな自分でよかったと、しみじみとそう思います(笑)
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Comment
同じ本を二度三度読むこともたまには有りますが、よほど気に入ったものだけですね。基本は一度読みで本棚の肥やしに(^^;)
若い時に比べれば確実に読書量は減りましたね。昔は200ページ位の文庫本なら1日かからず読み終えていたのに、今はヘタすると1週間かかります(^^;)
目の能力か脳の認識力が低下しているのか、若いころのような読書スピードが今は出ませんね。それが読書量の低下にも影響してると思います。
寝る前に読むと歳のせいか目がすぐに疲れて10ページほどで眠気が・・・(爆)
昼間ゴロゴロできる時間があるときに一気読み・・・のパターンになってから特に小説系は読めなくなりましたね。それ以外の小ネタうんちく系やビジネス書関連なら少しづつ読んでも把握できますが、小説はある程度の速度で読まないとストーリーを忘れてしまうので途中で断念したものも数冊あります(^^;)
全く読まない人に比べれば「文字(活字)アレルギー」は無い方ですが、「読書に要する集中力」や「時間的余裕」はやはり減退してるのでしょう(爆)
読書の楽しさを忘れない程度には、本と付き合って行きたいものです。
>soupさん
>若いころのような読書スピードが今は出ませんね。
私も、目下の悩みはそれかも>< 目の能力もそうだけど、集中力が……昔より途切れることが増えているような気がしますorz
なのでこちらも小説など家では集中して読めなくて、それだけ持って喫茶店に出かけたり(^^;
>読書の楽しさを忘れない程度には、本と付き合って行きたいものです。
読書習慣を持たない人より幸せな時間を得られるわけですからねぇ。
お互い、年齢に合わせた形で(爆)読書を楽しんでいきましょうね♪
コメントありがとうございましたー(´▽`*)