便利になればなるほど、技術を磨くという発想が失われてゆく

公開日: : 最終更新日:2015/08/19 趣味・実用

【キーワード】無茶をする

こちらのエントリ、2010年のものなんですが、今まさに(特に車を運転する人に)読んでほしいなぁと思いました。

夢野忠則のクルマ馬鹿で結構! : 人はなぜ無茶をするか? by Tadanori Yumeno - BACCARS(バッカーズ)

夢野忠則のクルマ馬鹿で結構! : 人はなぜ無茶をするか? by Tadanori Yumeno – BACCARS(バッカーズ)

個人的に、とても大切なことが書かれているな、と感じました。
最近の車にはいろいろと便利な機能が搭載されています。ですが、それらの機能に頼るあまり、自身の技術を磨くことを怠って、かえって危険な状況に陥ることが多々あるからです。

車はあくまでも道具であり、運転者の能力に依存するものです。
ですが、機能ばかりが進化すると、当然、運転者の能力を磨く機会が失われてゆきます。

過去エントリどうして運転免許を持っているのか不思議に思うような人が、普通に公道を我が物顔で走っているという謎で、そういった運転技術に関する話題について少し書きました。そこで書いた「バックが下手な人ほど後方確認をまともにしない」という話も、結局のところ、車というものの特性について考えないから生じる行動だと思うわけです。考えないから、当然、技術を磨こうという発想もない、と。

最近じゃ自動ブレーキ搭載車が普及し始めています。自動車メーカーが安全を追求してこういった機能を搭載し始めていることも承知しています。ですが、メーカーが安全を追求すればするほど、ドライバーから危機意識が失われていく、という事実にも、目を向けるべきではないのかと、そう思わざるをえないのでした。
なんにせよ、過信しすぎるのはよくありませんからね。

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Comment

  1. soup より:

    ご無沙汰です(^^;)

    自動車関連の職場なので色んな車に乗りますが、最近の車は乗り心地もよく、高速で100kmなど出そうと思わなくても出ている事も少なくないので、簡単便利になることと安全性を保つのはイコールではないことをいつも感じます。

    渋滞での低速追突事故には最近の「自動ブレーキ」はとても有効だと思いますが、それに慣れてしまうと「(車が)止めてくれると思い込む」危険性は増すようにも思いますね。

    その昔、車でのドライブが趣味の一つだった時代(^^;)(その後、維持費が捻出できずに手放した途端に自分の生活に車は必須ではなかったことに気がついて愕然とするのだが)

    ベストモータリングというビデオマガジンを毎月のように買っては、プロのレーサ達による「市販車のミニレース」を面白がって見てました(^^;)

    本来はレース向きではない車を敢えてレースで走らせ、運動性能や個々の車の特性など限界を見極めて、「一般道や高速道路での危機状況の対応のヒントにする」というのは大げさですが、「この車はあの車には負けるんだ(爆)」という車の実力を知ることができる貴重なソースでした。

    レーサーの実力差もあるとは思うものの、ダメな車は誰が乗ってもダメで(爆)スポーツタイプの車でも「どノーマル(スポーツ走行用のチューニングしていない車)」は、馬力以外の運動性は一般車の性能とあまり差がないとか、かなり美味しいビデオマガジンでした(^^;)

    そこで、時々は素人相手の勉強会(走行会)と称して「走り屋の鼻をへし折る企画」をやっては、素人のレベルの低さを思い知らされていました(^^;)

    自分が車に乗り高速で走れるのは、「100%自分の性能ではなく車の性能」であることを知らずに学んでいたと思いますね。

    なので、ちょっと飛ばしたくなった時も、自分の未体験ゾーンに近づくと自然と「心にブレーキがかかる」早い話が「ビビる(爆)」ことになり、一般道ではレーサーの真似はしたことはありません。

    自分の運転技量とかレーシング能力は、レーシングカート場などで一度試したらよくわかります。一方通行で1台づつ走るカートコースだと無茶もやれるんですが、無茶をやると必ずウレタン・ウォール(緩衝材の壁)に突っ込むかコースアウト(はみ出る)しますね。つまり適正なスピード管理と操作ができていない証明であり、無茶すると確実に事故る事を実感します。

    教習所でもカート教習とか、高速スピン教習とか必須にすれば免許取り立てで無茶する馬鹿も減ると思いますがねぇ(爆)

    • まいる より:

      >soupさん
      お久しぶりですー!
      少し落ち着かれましたか?

      書かれている意見のほとんどに大きく首を振って頷いてしまったワタクシ。
      自動ブレーキ搭載車、実際、けっこう公道を走りはじめていますが、おしなべてブレーキポイントが遅いんですよ。ああ、頼りきりなんだな、やはり怖れていた事態が本格化しているのだな、と思わざるを得ません。

      ご紹介にあったベストモータリングというビデオマガジン、Youtubeで動画を検索したら、びっくりするくらいたくさんアップされていたので、気になってついいくつか見てしまいました。ぶっちゃけ、コメントのお返事が遅くなったのは、各種動画に見入っていたせいですww 思った以上に大量にアップされていたのであれもこれもと興味深く拝見させてもらいました。
      現代の車でこういう企画をやっている雑誌はあるのかな……車の雑誌とか、ふだん見ないから、もしあったらぜひ見たいと思ったんですけど。てゆーか、今こそこういう企画が必要ですよね!

      レーシングカート場で試してみたら自分の実力がよくわかる、というのは、ものすごく実感します。ワタクシ、実は若かりし頃、何度も合歓の郷に赴き、友人とカートレースを楽しんでいたもので……ww
      免許取りたてのころ、ひどい運転をしていたワタクシ(爆)でしたが、あの何度かのレーシングカート体験で、自分の弱点のようなものがよくわかるようになりました。ほんと、教習所でもカート体験を取り入れるべきだとワタクシも思います。
      まさかここまで意見が同じだとは思わず、思わず笑ってしまいましたww

      貴重なコメントを頂いたおかげで、もうしばらく、ベストモータリングの動画を見て楽しめそうです。ありがとうございました!

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